薬剤科 業務紹介

調剤業務

外来患者さんのお薬は原則院外処方せんでの処方となっており、薬剤科では主に入院患者さん(約300名)のお薬をオーダリングシステムを利用して調剤しています。

注射調剤業務

注射処方せんに従って、患者さんごとに必要な注射薬を取り揃えています。注射薬は間違えば重大な医療事故につながるものが多く、調剤時には処方内容ばかりでなく、投与経路、混合したときの配合変化などのチェックも行います。

薬品管理業務

病院で使用される医薬品は、内服薬、注射薬、麻薬、消毒薬など1,000品目以上の様々な種類があります。これらの薬品が患者さんに適正に使用されるよう、薬学的知識に基づき全て薬剤科が管理・監督・指導を行っています。

主な業務は購入管理、供給管理、在庫管理、薬事委員会への資料作成などです。

無菌調整業務

中心静脈栄養(IVH)の調整を、無菌製剤室内のクリーンベンチで行っています。さらに作業者はディスポのガウン、帽子、手袋などを使用することで、より無菌的な環境を保っています。

当院ではこのTPN製剤の使用の割合が高く、毎月700本程度を調整し薬剤科業務の中でも大きなウエイトを占めています。

中心静脈栄養(IVH)療法

病気や症状によって食欲が著しく落ちている、または食事をすることが病状を悪化させる場合やエネルギー消費が激しい疾患などの場合、その栄養状態が術後の回復や病気の予後に大きく影響します。そのような患者さんに中心静脈に留置したカテーテルから糖、アミノ酸、脂質、ビタミン、電解質、微量元素などの必要な栄養素を投与することで栄養状態の改善を図る療法です。

この場合、抵抗力の落ちている人に長期に渡りカテーテルを留置するので、細菌、真菌、微粒子などにより静脈炎、肺血症、菌血症などの重大な結果を生じることがあります。そのため、液の調整には無菌的な操作が必要となります。

製剤業務

病棟で常時使用される消毒薬・処置薬の供給や市販されていないが治療には欠かせない薬剤を専門知識と技能をもって調整し、個々の患者さんの病状に応じた薬物療法ができるよう支援を行っています。

薬剤管理指導業務

入院患者さんが安心して積極的に治療に参加できるよう、ベッドサイドで直接お薬の説明(効能・効果、使用方法、副作用など)を行ったり、副作用のチェック、あるいは患者さんからのお薬に関する相談に応じています。同時にお薬が安全に使用されるよう、患者さんごとの薬歴(お薬の使用状況)や指導内容を記録・観察しています。

現在では、この業務は病院薬剤師の最も重要な業務の一つとなっています。

医薬品情報管理業務

お薬が患者さんに有効かつ安全に使用されるよう、お薬に関する情報を収集し、分析・評価を行い、医療スタッフに伝達しています。医薬品集の作成や毎月発行しているDIニュース(医薬品情報誌)もその一つです。

また、医療関係者や患者さんからの問い合わせにも対応しています。

その他の業務

それぞれの患者さんに最適のお薬の投与量を決めるための薬物血中濃度の解析をはじめ、感染防止委員会、褥層委員会、クリティカルパス委員会など様々な委員会活動を通して、薬剤師としての立場からよりよい医療を提供できるよう努めています。

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